2012年3月16日

TBSドラマ日曜劇場 最終回に寄せて

いよいよ次回は最終回を迎える「運命の人」。舞台は、裁判所から沖縄へと。残念ながら、弊社のスペシャル商品のある寝室は登場しそうにないのですが、、、 でも物語は最後の見せ場へと。これまで見た人も、見逃してしまった人も再度TBSの「運命の人」のホームページでもう一度、これまでの流れをおさらいするとよいかもしれません。 何と言っても弓成亮太の人生、由里子の人生、そして三木昭子の人生とこの三人によって揺れる日本の運命。 この「運命の人」は沖縄返還においてのジャーナリズムと日本国政府の戦いを描いているものですが、この物語の底辺には国の運命に翻弄される人びとの人生が描かれ、 さらにはもっともっと深いところには、報道のTBSと言われてきた局としてのメッセージまでを感じる物語だと最終回を前に強く感じずにいられません。。 みなさんは覚えていらっしゃるでしょうか?TBSのニュースの看板番組「ニュース23」のキャスター・今は亡き筑紫哲也さんが、ずっと沖縄問題に取り組んでいらっしゃったことを。 毎年、沖縄返還の日には、忘れないで欲しいと必ず特集を組んで報道をしていた。筑紫哲哉氏は元朝日新聞社の記者。59年に朝日新聞社に入社。68年には米軍統治下の沖縄特派員として返還交渉を取材。 その後、ワシントン特派員。ニクソン政権下のウォーターゲイト事件を取材。政治時代には三木武夫内閣総理大臣の番記者を務めた。 三木氏は「運命の人」で弓成亮太の宿敵・佐橋慶作こと佐藤栄作氏と唯一の対立する政治家だった。記者として国が大きく変わろうとする瞬間の筑紫氏もまた、弓成亮太こと西山氏と同じく、 いち目撃者だったからこそ、ずっと沖縄にこだわり続けたのかもしれない。そして、TBSもまたその運命に翻弄された。
以前は毎日新聞社の関連会社であったが、西山氏の敗訴により毎日新聞社より独立した。 ジャーナリズムが国に負けてしまったその日は、「運命の人」には描ききれなかった多くの人びとの生涯忘れられぬ日となった。
「運命の人」の物語の真実を知れば知るほど、ジャーナリズムと国の戦いが今も終わってないことを私たちに教えてくれる。
最終回、あなたはどの登場人物の視線にたって「運命の人」の終焉を見守りますか?


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